
20代の頃から夢みていたカフェのオープン。長野県に移住して以降は少し現実的に考え始めました。
しかし、仕事や移住地での生活に奔走しながら具現化することなく燻り続けおりました。このままでは実現しないまま年齢を重ねていくことになりそうな気配です。そこで2021年秋、阿智村でカフェをオープンすべくプロジェクトを始動しました。
建物の設計テーマは一人で作れるシンプルな建物にすること。図面を元に資材の手配、基礎工事に材料の加工、構造体の組み立てを進めます。

屋根を葺きサッシを設置、断熱材は計算に基づいてしっかりと隙間なく充填します。
室内の壁には下地のボードを張り、ようやくそこそこ暖かい環境で作業出来るようになりました。一人で天井にボードを張るために器具を作ったり、いろいろ頭を使います。
徐々に建物は形が出来ていきますが、並行してカフェで提供するメニューのことや仕入先の選定・看板作りに営業許可の段取りなど、いろいろなことを進めなきゃいけません。たまに挫折します。

エスプレッソマシンを置くカウンターを作ります。カラマツにオーク、アカマツなどの端材を駆使して作りました。
壁は紙のクロスの上に塗装。当初は仕上げ工事も一人で。と思っていましたが、結果的に専門業者さんにお願いしました。ナイスな決断です。
まだこの時点では入口のウッドデッキがありません。これも作らなければ。さすがにウッドデッキの製作も本業の一つなので、誰かにお願いすることは出来ず。頑張って作りました。

完成してしまえば楽しい思い出。
なんとか建物は完成し、2023年3月30日にカフェをオープンいたしました。構想から十年、二十年。小さな小さなカフェの始まりです。
これまで、多くのお客様にご来店いただきました。まだ始まったばかりですが、自分たちがゼロから作ったお店に足を運んで下さることに、猛烈な喜びを感じています。
カフェができるまでのお話。更に深いところは直接お話いたしますので、小さなカフェにぜひ遊びに来てください。


